お金の貸し借りは本当に怖い|他人にお金を貸しまくった人間の末路

今回は私が失敗した『お金の貸し借り』についての話を書きたいと思います。

 

厳密には貸し借りというか、他人にお金を貸してしまった話ですね。

 

当時の私は頼まれたら断ることができず、言われるがままに他人にお金を貸してしまうという大バカ者でした。

お金の貸し借りは本当に怖い|他人にお金を貸しまくった人間の末路

そんな大バカ者の私が友人に貸した総額は約500万円。

 

今も全額は返済されていません。

 

人にお金を貸すことで私が経験した事、得や損をした事を書いていくので、現在お金の貸し借りで悩んでいるという人がいたら参考にしてみてください。


金は命より重い

はい、まずはマンガ『カイジ』より、私が尊敬して止まない利根川先生からありがたいお言葉を頂きました。

これは多額のお金を簡単に得ようとする若者に対して言っている言葉ですね。

 

人間は長い時間をかけて、文字通り『命』を削って大金を稼いでいる。そんな金を一瞬で得ようとするのならば、死も覚悟するような事をしなければならない。

 

これを要約すると『金は命より重い』ということになります。

さすが良いことを言いますね。

こんな簡単な事に気が付かなかったがために私は散々な苦労をしてきました。

 

この言葉、少し過激かなと感じる人もいると思いますが、別にお金が全てだと言っている訳ではないんですよ。

お金よりも素晴らしいものはいくらでもあるが、それを簡単に手に入れようとするのは頑張ってきた者への冒涜だと言っているんです。

そして今回の話で言うと、人が命を削って得たお金を簡単に借りようとする人達はおかしいということです。

 

借りる理由は様々ですが、早い話

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”a-4.png” name=”A君”]あなたの命を貸してくれ[/speech_bubble]

って言われているのと同じなんですよ。

普通そんなこと言えますか?そんな事言うのなんて死神くらいですよ笑

死神にそう言われて『はいどうぞ』と簡単に渡せますか?ありえないですよね。

 

命がお金という『物』に代わってしまって気づかない人もいますが、お金はあなたの命そのものなんだということを思い出してください。

 

日本人の平均年収は400~500万円と言われているので、1日約12000円ほど稼ぐ計算です。

仮に誰かに10万円貸した場合、それはあなたの8日分くらいの命を貸すのと同じなんですよ。

そのお金がちゃんと返ってくるのならばいいですが、万が一返ってこない場合もあると考えると、そう簡単には貸せないですよね。

 

他人にお金を貸すということは本来このくらい重い事なんです。

それを一時の感情で簡単に済ませてしまうのは、とても恐ろしいことなんですね( ;-`д´-)

『借りる時の天使』と『返す時の悪魔』

これはお金の貸し借りでよく言われますね。

お金を借りる時はこちらを天使だ仏様だと持ち上げ、いざお金を返す時になったらこちらを悪魔だ守銭奴だと罵る。

こんな事本当に起こるのかと思っている人もいるでしょう。

断言します。本当にあるんです。

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”a-4.png” name=”A君”]私の友達に限ってそんなことは…。[/speech_bubble]

なんて思っている人がいたら要注意です。

私も当時同じことを思っていましたが、付き合いが10年以上続いている友人5人にお金を貸して、その内4人とは関係が壊れました。

全員古くからの友人で、大人になっても頻繁に遊ぶ程の仲です。

そんな友人達にお金を貸してしまい、結果お金の回収は困難を極め、少し強引な取立てをすると少しづつ関係が崩れていきました。

まさかこんなことになるなんて夢にも思いませんでしたよ。

 

お金は人を変えてしまう。

 

これは真実なんだと痛感しましたね。

『借りたら返す』は常識ではなかった

借りたものは返す、期限が決まっていたらちゃんと守る。

私の中ではこんな常識があり、他の人も同じだろうと思っていました。

でもそれは違ったんですね、正確には

 

『借りたら余裕がある時に返す』

 

これが正解でした(゚Д゚)

 

私の場合は貸した相手に逃げられるという最悪な展開にはならなかったのですが、相手の返済に対しての意識の低さにビックリしてしまいました。

 

まずビックリしたのが、私に借金があるにもかかわらずどこかに遊びに行くんですよ。

しかも旅行のような高額な遊びを平気で、これっておかしくないですか?

そんなお金があるなら先に返済しろと。

 

さらにビックリしたのが私の目の前で平気で豪遊するんです。

返済期限までまだ時間があったり、毎月決められた分だけちゃんと返済していたとしてもですよ、普通借金している人の目の前で大金を使いますかね?

何事も無いように私の目の前で高額な物を買ったりするんです。まるで私から借金をしていることを忘れているかのように…。

 

その時気づいたのが、他人からお金を借りようとする様な人は普通の神経をしていないんだなという事です。

それを気づいて私は徐々に返済をさせることへの焦りが出てきました。

後で気づいた3つの失敗

お金を貸した後に『しまった、失敗した!』と感じたことが3つあります。

どれもお金を貸す前にしなければいけない大切ことなので、皆さんは同じミスをしないようにしてください。

失敗1:借用書などの貸した記録を残さなかった

これはかなり重要です。

こんな事はお金の貸し借りにおいては常識だと思いますが、友人同士などの場合は中々これができないんですよね。

貸す側としては当然の権利ですが、借用書を求めるとなんだか相手を疑っているような罪悪感が出てきてしまいます。

借用書を求めると関係が壊れそうで怖いと思っている人も沢山いると思いますが、そこは本当に徹底したほうがいいです。

何故かというと、逃げられないため以前にこちらの精神的保障の為にどうしても必要だからです。

もしお金の返済日を過ぎても相手から返済が無かった場合、借用書などが無いとそのことに対して相手に強く言えなくなってしまいます。

何も書面に残していないので、『もし返済を迫って裏切られたらどうしよう』なんてことが頭を過ぎってしまい、返済について強く言えずに期間だけが過ぎていってしまいます。

私はその恐怖があり、お金を返済させるのに10年かかってしまいました。

借用書がないために強く言えず、返済の事を長期間悩むことになる可能性もあるので、何か貸したことを証明する物は残しておくようにしましょう。

失敗2:返済期限を特に決めなかった

借用書を書く場合はもちろん返済期限なんかも決めるわけですが、そういった物を用意しなかった場合は返済期限も適当に決めてしまいがちです。

信用して貸しているわけですからね。

 

  • 相手も必死になって返してくれるだろう
  • お金ができたら真っ先に自分に返してくれるだろう

 

こんな思いから返済期限は大体これくらい、『お金ができた時でいいよ』なんて甘い事を言ってしまいます。

でも現実は全然そんなことないです。

 

まず考えてみてください。

もしあなたが金欠状態でどうしてもお金が必要な場合、自分の尊敬している人や大事な友達にお金を借りようとしますか?

お金を貸してと言うだけで関係がギクシャクしてしまう可能性だってあるのに、安易にそんなこと言えないですよね?

本当に大事な人だったり尊敬する人には万が一にも変な感情を持たれたくない訳ですから、絶対にお金を貸してくれなんて言えないんですよ。

例外として言えるのは親くらいなものでしょう。

 

つまり何が言いたいかというと、お金を貸してと言われた時点であなたの存在は相手になめられている最悪関係が壊れてもいい人のどちらかだということです。

まぁ本当にお金に困っていればそうでない場合もありますが。

で、そんな人間に対して必死にお金を返そうとしますかね?

少しくらい遅れてもいいやなんて気持ちが絶対出てきますよね?

そういう気持ちが徐々に膨らんでいき、返済日を守らなかったり最悪返済しなかったりするんです。

それを防ぐためにも、きっちりと返済期限は決めておくようにした方がいいということです。

失敗3:借りる理由に対しての判断の甘さ

当時の私は理由は関係なく、とにかく困っているならしょうがないとお金を貸し続けてしまいました。

その結果面倒なことになったので、借りる理由は本当に大事です。

借りる理由によってはお金を貸した後の展開がある程度読めるので、絶対に理由を聞くようにしてください。

お金を借りる理由は人それぞれですが、危険度別にいうなら以下の通りですね。

これ以外にも私利私欲な理由だった場合は特に警戒したほうがいいです。

 

危険度

  • 医療費などの突然の出費

何か突然の不幸でお金が必要になってしまった場合、これはしょうがないと考えてしまいますね。

他の理由に比べればまだ返済される可能性は高いと思います。

ただしこの理由が本当だったらですよ。嘘をついている可能性もあるので、しっかりと確認を取りましょう。

 

危険度★★

  • 生活費
  • 食事代金の立て替え
  • どうしても欲しい物を買うため

生活費が足りないという人は浪費家の可能性が高いですからね、返済日などをしっかり決めないと後々厄介な事になることが多いです。

食事代金の立て替えのような少額の場合、わざわざ借用書を作ることはしないと思いますが、少額ゆえに忘れたりしてしまうので、しっかりと返済期限だけは決めておきましょうね。

どうしても欲しい物があるというその人には我慢させるか、もしくは真剣度で評価しましょう。

 

危険度★★★

  • ギャンブルに使うため
  • 他の借金の返済をするため

ギャンブルは論外ですね、「他の借金を返済するため」は結局他の借金も返済できなかったのにどうやってあなたの借金を返済するのかって話です。

完済する前に追加で借りようとしてくる人には要注意

色々な人にお金を貸していると必ず出てくるのが『追加でお金を借りようとしてくる人』です。

 

私がお金を貸している友人の大半はこれをしてきました。

俗に言う『借り癖の付いてしまった人』ですね。この行動が始まったら本当に要注意です。

借り癖の付いた人はお金を借りるという事への罪悪感が無くなってしまい、簡単に他人からお金を借りようとしてきます。

こうなってしまうと大変です。借りる事への罪悪感が無いということは返す時の責任も軽く見られてしまっている可能性が高いですからね。

そういう人からお金を回収する場合、こちらから積極的に動かなくてはいけなくなるので、とても苦労します。

 

もし借金の『おかわり』が始まってしまった時は、早急に返済の計画を進めてしまった方がいいですね。

いざという時のお金が無くなる

これは私自身で感じた損なのですが、お金を貸している約10年の間で投資できる案件が複数あったのに、それに手を出せなかったということです。

 

お金を他人に貸してしまったばっかりに満足に投資もできず、稼げる機会を逃してしまうということが多々ありました。

当時の私はまだ若く、『お金の稼ぎ方』は知っていても『お金の使い方』は知らなかったわけなんですね。

余ったお金は貸しても問題ないという考えでした。

 

今思うと本当にもったいないことをしたなと後悔しています。

 

その時には必要が無くても未来で必要になることが絶対に出てくるので、そういった意味でもお金は安易に貸してはダメだということですね。

お金を貸して得した事は少しの友情だけ

他人にお金を貸して後悔している私ですが、例外で1つだけお金を貸してよかったなと思うことがあります。

 

それはお金を貸した5人の中で唯一関係が悪くならなかった1人、急な出費により仕方無く借りに来た友人にお金を貸したことです。

お金を借りた理由は省きますが、その友人はお金を貸してくれたことにすごく感謝をしていて、返済も毎月決まった額+αで返してきます。

 

そんな姿を見て本当にお金を貸せて良かったと感じましたし、より友情が深まった気がします。

 

でも正直これくらいですよ。

他人にお金を貸した時の得なんて。

 

借金に利息でも取っているのならその分得ですが、私のように無利息で貸している場合に得られるのは少しの友情と他人の本性が分かるくらいなものです。

基本的には割に合わない取引なので、総合的にみてもお金は貸さない方がいいと思ってしまいますね(・ω・`;)

まとめ

この記事を書いていて、改めてお金を貸して良いことなんてないなと思いました。

 

お金というものは魔性の存在、人を変えてしまう悪魔の紙なんだと思い知らされた10年でした。(これからも続きますが…。)

 

もしあなたもお金の貸し借りに困った時は、この事を思い出してみてください。

 

お金を貸してと言われた時点であなたの存在は

  • 相手になめられている
  • 最悪関係が壊れてもいい人

のどちらかだということを。